慶応4年1月2日

 
 慶応四年正月二日、会津藩大砲隊は大坂八軒家に着き、その夜淀城下に到着する。

【会津藩大砲隊戊辰戦記】

<林隊>
 二日卯の上刻(午前六時頃)、大坂八軒家より一番船に乗し、同夜酉の刻(午後六時)頃、淀城下に着船。

<白井隊>
 二日辰の刻、大坂八軒家に至れば、幕府の兵を始め我が藩の外様隊林砲兵隊の大軍、同所に集合して其軍装の区々なる小衿に陣羽織あり。常装に白手襁なるもの、洋装なるものにて、幕府の兵は多く洋装を為し、歩兵は和蘭式のものにて太鼓を備え、陸上より進軍するも、他は船に分乗して淀川を遡る。夜に入りて淀に着船して、人家に宿陣す。

【結草録】

 二日朝、行装を戒め舟に乗て出坂。我隊、四つ時(午前十時)前、八軒より淀河を沂り、其夜四つ時(午後十時)頃、淀に泊す。

 

 

 

※文献に関しては、管理人が現代語に近い形にするために、多少の意訳を含めて、
句読点や「」をくわえ、片仮名表記を平仮名に変え、送り仮名を追加し、読みやすい現代語の文章に改めてみました。

文中の()内は主に読み方、【】内は言葉の意味となっています。意味の不明のものや現代語約が不明のものは、原文のまま紹介してあります。
追々不明や間違い等のものについては、判明次第追加していきたいと思います。
間違い等気が付かれた方は、ご指摘頂けると助かります。