▼犬塚 勝弥(いぬづか かつや)▼
明治3(1870)年8月長沢惟和と共に、旧藩主酒井忠篤の親書を携え鹿児島に赴き、西郷南洲と交わり旧薩摩藩の兵器製造所、紡績所を見学するなど内情を視察して帰る。 後に司法官となり、累進して明治23(1890)年大阪控訴院長より仙台の宮城控訴院検事長に転じ同地で没した。 享年54歳。貴族院議員で農商務次官を勤めた犬塚勝太郎の父。 墓は谷中霊園甲4号3側。
参考書籍: 『庄内人名辞典』 庄内人名辞典刊行会 『七星旗の征くところ』 坂本守正