光明寺

⇒光明寺への交通
会津鉄道「南若松駅」より徒歩15分程度
拝観自由/入場料無料

福島県会津若松市門田町大字一ノ堰字村西500

 一ノ堰は会津戦争終盤に激戦の行われ、兵糧通を確保する為寄合白虎隊を含む会津藩士の精鋭が西軍との激戦を行った場所。
 此の戦いは烈しく、総督で家老の一之瀬要人や寄合白虎一番隊隊長原早太も戦死している。
 
<会津藩家老一之瀬要人墓>

会津藩家老で千三百石取。
戊辰戦争では越後方面の総督となり、各地に転戦し、徳久村の戦いで傷を負い、22日死亡。会津藩家老では唯一の戦死者。

福島県会津若松市門田町大字一ノ堰字村西500
会津鉄道「南若松駅」駅から徒歩15分程度?
鶴ヶ城から自転車で15分から20分程度。

享年37歳。

拝観自由/拝観無料

 
<山本権八墓>

玄武隊に参加しており、山本覚馬、八重子の父、9月17日一ノ堰にて戦死。
享年61歳。 一瀬要人の墓のとなりにあります。

福島県会津若松市門田町大字一ノ堰字村西500

<会津藩士玄武隊有賀九左衛門墓>

玄武隊に参加、9月17日一ノ堰にて戦死。享年56歳。

福島県会津若松市門田町大字一ノ堰字村西500

<会津藩士田原重義墓>

 玄武隊伊与田隊に参加、田原四郎父。
9月17日一ノ堰の戦いで戦死。享年44歳。

福島県会津若松市門田町大字一ノ堰字村西500

 

泰雲寺

⇒泰雲寺への交通
会津鉄道「門田駅」より徒歩20分程度
拝観自由/入場料無料

福島県会津若松市門田

 門田町にあり、鶴ヶ城から自転車で25分〜30分程度で会津鉄道門田駅を過ぎた国道121号線沿いにあります。

 ここ泰雲寺では慶応4年9月17日、入場出来ずに菩提寺であるこの寺に避難していた家老内藤介右衛門の一族10名と上田家5名、内藤家家臣4名の計19名が、西軍が迫ってきたのを知り、自刃した寺である。

 現在もこの寺には内藤・上田一族の墓がひっそりと存在する。

 
<内藤一族・上田一族各家臣墓>

 内藤家(信節父可隠63歳・信節長男英馬3歳・可隠妻モト58歳・信節妻フサ23歳・信節娘ヒデ6歳・信節伯母シゲ・同セイ・信節妹ジュウ23歳・同トク19歳・同ツク17歳)
 上田家(八郎右衛門父伊閑61歳・伊閑妻58歳・八郎右衛門叔母ミネ58歳・妹ジュン30歳・八郎右衛門娘チヱ9歳)

 内藤家家臣(古川十兵衛47歳・石野八四郎31歳・安部重次郎30歳・元木喜代之助35歳)

<武川(内藤)信臣(三彦)墓>

 内藤介右衛門信順の三男で、長兄に介右衛門信節、次兄に梶原平馬がいる。 鳥羽伏見の戦いが始まると、国元から江戸に上り、藩士帰藩後も江戸に留まり、彰義隊に入隊。
 彰義隊壊滅後は、再起を図るが新政府軍に捕らわれ、拷問の末、会津藩が降伏した後の10月9日に小塚原処刑場にて処刑される。享年24歳。

<会津藩家老 梶原平馬景雄の墓>

 梶原平馬景雄の本当の墓は、北海道の根室にある訳なのですが、何故かここにも梶原平馬の墓が…。卒塔婆が無かったのでまったく持って気が付かなかったのですが(愛が足りない…)
 左の写真の木柱には「大圓鏡智為鳳樹院泰庵霊明居士墓」これは、根室にある梶原平馬の墓にある戒名「鳳樹院泰庵霊明居士」と同じで、前回は気が付かなかったものの、昨日今日建てたような碑ではないので、結構前からあったのでしょう(上の部分はかすれてしまっていますし)

 何故、梶原平馬の墓がここにあるのかは解りませんが、武川信臣の墓も何故ここにあるのか不明なので、
誰かが実の家族と共に…という事で建立したのでしょうか…
(ならば是非助右衛門信節も…。


左の写真は会津藩内藤家始祖内藤自卓墓。右は自卓が隠れキリシタンであった事を表すようなキリシタン灯篭
(表から見ると普通の灯篭だが、裏から見るとクロスになっている)
<白虎隊寄合一番隊隊長原隼太墓(右)/
               純義隊主将大竹主計墓(左)>

 原は寄合白虎一番隊の一部を率いて一ノ堰にて戦い、烈しい戦いに戦死、純義隊の大竹主計も一ノ堰の戦いで戦死。

内藤一族の墓域の手前、寺族の墓の並びの脇に建っています。

<内藤得道墓>

内藤一族が泰雲寺にて自刃した際に、命により内藤家の家宝を持って落ち延び、戦後家老内藤介右衛門に自刃の様子を語り、家宝を渡した事で、介右衛門はひどく喜び、得道に無禄の分家たる事を請い、内藤姓を名乗った。

内藤一族の墓域の手前、寺族の墓左端に建っています。

 

常金寺

<白虎隊寄合一鈴木重季・重光墓>

 鈴木重光は9/15の戦いで負傷し、11月死去した寄合白虎隊一番隊鈴木五郎(16歳)で、鈴木重季はその兄鈴木忠之助で8/23に笹山で29歳で戦死した。

福島県会津若松市大戸町上雨屋
県道121号線沿い雨屋駅付近

拝観自由/拝観無料

 

洞雲寺

 

<戊辰年戦死十三人墓>

 戦闘の激しかったこの一体の遺体を集めて埋葬したもの。

県道121号線芦ノ牧温泉駅付近大戸中側

拝観自由/拝観無料

<西軍水戸藩士長谷川常隆・勝蔵墓>

拝観自由/拝観無料

<西軍水戸藩士綿引喜伝治墓>

拝観自由/拝観無料