<江差>

開陽丸青少年センター


⇒開陽丸青少年センターへの交通
JR江差線「江差駅」(3時間に1本)より函館バス乙部・熊石・大成方面
行きで5分、北電フェリー前下車、徒歩5分

開館時間:9:00〜17:00
休館日:無休 (11〜3月は月曜、祝日の翌日休)
入館料:一般700円/小中高生300円

北海道檜山郡江差町姥神町1-10(地図

 幕末ファンならいわずと知れた「開陽丸」
 幕末にオランダで建造され幕府に引き渡された軍艦開陽丸を、オランダに残っていた設計図をもとに復元したモノで、開陽丸から引き上げられた大砲や生活用具等を展示した資料館となっている。
 艦内の展示品の一部は触れることも可能で、人形等で当時の様子を再現したコーナーもある。甲板にも出る事が出来ます。

 

 

開陽丸艦内、開陽丸引揚げ品を展示していて、大砲の砲弾や碇などは触れることも出来ます。
また、人形などで、艦内の様子を再現しているコーナーなどもあります。



<松前>

法華寺


⇒法華寺への交通
函館駅、または木古内駅よりバス。
函館より2時間半、木古内より1時間半程「松城」下車。

北海道松前郡松前町字豊岡258(地図
 開基400年の古い寺。明治5年に焼失し、現在の寺は明治21年に落成したもの。境内には会津藩士や新撰組隊士と言われる人物の墓もあります。
 墓地からは、松前城を眺める事が出来ます。

 
 <大庭久輔・赤羽音吉等墓>

 本堂脇の墓地にある会津藩士大庭久輔と旧水戸藩士関清輔墓(左)と、会津藩士赤羽音吉墓(右)

 大庭久輔は、禄高7石3人扶持で、幕臣朝倉早之助の隊士として戦い10月5日松前攻防戦にて戦死。享年24歳であった。
 赤羽音吉は、禄高は6石2人扶持で、10月5日の松前の攻防戦にて戦死。享年26歳。
 関清輔については、新撰組隊士であったとする資料もあるが、はっきりせず真偽は定かではない。

 現在の墓石は、共に二代目で子孫によって建立されたもので、古い墓石もその傍に残されている。






<福島>

法界寺


⇒法界寺への交通
函館駅、木古内駅より函館バス(松前線)、福島下車。

北海道松前郡福島町字福島242(地図

 法界寺は明治元年11月1日の徳川脱走軍との福島の戦闘で松前藩の本陣となり、戦火によって焼失し、明治6年本堂及び庫裡は復元されたが、さらに昭和20年12月にも火災で焼失、現在の本堂はその後再建されたものである。

 旧幕府軍の松前進軍を阻止するべく、松前藩が本陣を構えた寺で、墓地には、旧彰義隊隊士だった毛利秀吉の墓が建立されている。
 
 <毛利秀吉墓>
 明治元年11月2日、福島の戦いにて、先陣をきって法界寺に攻め入った旧彰義隊士毛利秀吉は、敵の銃撃に倒れた。
 その後、この福島に翌年の4月まで駐留した旧会津藩士諏訪常吉が、この法界寺に墓石を建立したものであると思われる。
 毛利秀吉は、美男子で、伊庭八郎とも馴染みの吉原・稲本楼の花魁小稲と浮名を流したことで有名。