鹽竈神社

 

⇒鹽竈神社への交通
JR仙石線本塩釜駅より徒歩15分
JR東北本線本塩釜駅より車で8分
境内自由/開門時間:5時〜20時
博物館拝観:8時〜17時(4月〜9月)、8時30分〜16時30分(10月〜11月)、 8時30分〜16時(12月〜3月)拝観料200円
公式サイト⇒
http://www.shiogamajinja.jp/

宮城県塩竃市一森山1-1
 古くから東北鎮護・陸奥国一之宮としてあり、創建は明らかではないものの、平安初期には既に重んじられていたとされ、奥州藤原氏や中世武家領主より厚い信仰を受けていた。
 また、幕末の仙台藩士遠藤文七郎(
允信)も明治24年には塩釜神社宮司などを務めた為、博物館には遠藤文七郎に関する史料も残されている。
 
 <ブリュネの碑>
 ブリュネは幕府要請のフランス軍事顧問団の一人で慶応3年に来日、新政府軍を支持した駐日フランス公使を非難し、榎本武揚等に共感し箱館戦争まで戦った人物。
 榎本武揚等脱走艦隊が寒風沢に寄航したのが8月26日で、物資補給や脱走藩士等の乗船の為一ヶ月程停泊していたが、その際にブリュネは仙台市内を歩き回り克明なスケッチを残しており、この
鹽竈神社の参道もスケッチしている。
 この碑は、表参道の鳥居前に右写真のようなブロック態の碑としてブリュネのスケッチを展示し、ブリュネについて説明している。
 克明なスケッチで、プロ顔負けの素晴らしい作品である。