長寿院

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福島県白河市

 <慶応四年戊辰殉難者墳墓>

 この墓は、長州・大垣・館林・佐土原各藩の白河方面における戦死者また会津等で負傷し白河にて没した戦病没者を祀ったもので、墓は106基有り、薩摩29名、長州30名、土佐18名、大垣13名、館林7名、佐土原19名の(そのうち薩摩藩は鎮護神山に改葬された)官軍官修墓地である。

 

永蔵寺

 

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福島県白河市字本町26

 白河中心部は結構そうなのですが、ここも兎に角至るまでの道が狭い狭い、狭い上に入り組んでて、一方通行も多く辿り着くのに苦労しますε- ( ̄、 ̄A) 
 <戦死供養塔/東軍>
 墓地内の本堂から近い場所ににひっそり建立されています。

 

 

皇徳寺

 

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福島県白河市字大工町83

 ここには、戊辰戦争の白河の戦いの際の東軍兵士11名の「戦死人供養塔」と同戦いで戦死した新撰組隊士「菊池央墓」、そして民謡「会津磐梯山」で有名な「小原庄助墓」などがある。
 <戦死人供養塔>
 この碑は、明治二年に中町大庄屋桑名清兵衛個人が、大工町・手代町に骸を晒していた東軍兵士11名の遺体を合葬時に建立したものである。
 
<新撰組隊士/菊池央墓>
 旧津軽藩士で、新撰組に入隊した菊池央(たのむ)の墓で、1848年生まれで、俗名は央五郎(えいごろう)で、慶応3年に新撰組に入隊する。
 慶応4年4/25の白河の戦いで22歳で戦死したもの。

 

 

 

馬町

 

 <南無阿弥陀仏碑>
 この碑は戊辰の役白河の戦いで最大の激戦であった5/1に西軍によって処刑された東軍兵士や領民の霊を祀ったものである。
 
これは比較的わかりやすかったです。
馬町の谷津田川沿いの橋の袂に立ってます。裏に見える鳥居が目印になるかもしれません。

 

 

関川寺

 

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福島県白河市字愛宕町94

 白川城主であった結城宗廣が開基の寺。
 境内には、下の棚倉藩士小池理八の供養塔の他にも、仙台藩士の墓もあるらしいのですが…2度行って2度とも解りませんでした…。
 兎に角墓域が広いX2、墓地内には、搦目城を築いた結城祐廣の子で、この寺の開基でもある「結城宗廣墓」などがある。
<棚倉藩士小池理八供養塔>
 この碑は、5/1に白河口の桜町方面の戦いで足を負傷し、この世も終わりと自害した棚倉藩士小池理八の供養塔である。
 場所自体は結構解り安かったです。 ただ、本当はこの関川寺には、この小池の供養塔以外に仙台藩士石川大之進の墓もあるようですが、発見できませんでした(TT)
 愛宕町の少し大きめのお寺で、戊辰関係以外では、赤穂浪士の妻の墓などもあります。
 
<戦死供養塔/関川寺地内>
 ここはお寺の中というより、お寺の敷地外の妙関寺の土地という感じ?で関川寺そのものの境内内ではありません。
 隣の妙関寺の山門脇の道路沿いにひっそりとあります。(うっかり見落としそうです)
 この碑も、白河戰最激戦となった5月1日の戦死者を祀った供養塔で、市内にある供養塔ではもっとも小さいモノだそうです。

 

 

 

常宣寺

 

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福島県白河市

 <会津藩戊辰戦死十二士之墓/南無阿弥陀仏碑>
 境内入ってわりと直ぐを墓域内に入っていった処に、一塊になって建立しています。
 「会津藩戊辰戦死十二士之墓」の右脇には会津藩士「笹沼金六墓」が、左脇後ろには、会津藩士「長谷川信之墓」があります。
 笹沼金六は、会津藩士笹沼主計の三男で、文久ニ年の容保の京都守護職に従い上洛し、京都詰先備甲士勤となる。翌年春足利将軍木像梟首事件犯人浪士捕縛に当たる。鳥羽伏見の戦いに敗れた後、帰国。この白河の戦いに於いて戦死する。兄弟には、大内宿の戦いで戦死した笹沼金吾がいる。(大内宿墓有)
 長谷川信之は、長谷川信為の嫡男で、慶応4年5/1の白河の戦いで戦死、享年22歳であった。

<棚倉藩/阿部内膳墓>
 阿部内膳は棚倉藩家老で、戊辰戰では白河桜町口を護る。十六人組の隊長で、西軍より「細谷からすと 十六ささげ なけりゃ官軍高枕」と謳われ仙台藩士細谷十太夫と共に畏れられたが、不幸にも金勝寺の戦いで戦死した。

 

 

龍興寺

 

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福島県白河市

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<会津藩海老名衛門君碑銘>
 お寺はけっこう解り易く、敷地に入ってすぐの突き当たりの処にある白河戰の戦いで戦死した会津藩士海老名衛門の供養碑。
 海老名郡治の父で、軍事奉行であった。慶応4年5/1の白河の戦いで戦死したもの。享年52歳であった。
 
<戦死塚>
 会津藩士海老名衛門の碑のすぐ隣にあります。

 

丹羽公廟

 

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JR白河駅前徒歩5分
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福島県白河市

 <丹羽長重公廟>
 ちょっと解りづらかったです。国道294号を駅側から下って行き、本町の交差点をさらにまっすぐ行って谷津田川を渡ったら右折すると、左に小さい「丹羽公廟」という案内板があります。(なので反対側からこの道に入ると、全然気付かないで行き過ぎます)

 しかもその入り口から徒歩で入っていくと、正面に上に登る様な道がありますが、登らずにそのまま下の道を進むと左前方に緩やかな登る道が見えるのでそれを登って行くと突き当たりに丹羽公廟があり、その手前の左隣に↓の二本松藩士の碑が建ってます。

 
<二本松藩士慶応戊辰戦死之霊碑>

 昭和63年に白河口での二本松藩士戦死者の霊を祀る為建立されたもので、21名の名前が碑文に刻まれている。